我々の仕事では、定期的にこの概要の共有・検討を行っています。
「概要の検討」って、あまり聞かないですよね。
依頼内容から
知り得た一次情報との参照や職員同士の日常的な会話、
クライアントとの対話、
会議時における企画概要の検討を含め、
「概要の検討」としています。
概要が固まると、
企画書や趣意書となり、
実施に向けたデザイン(計画)になり、
様々な実践を行う流れです。
特別なプロセスというわけではありません。多くの企業さんで、これが普通だと思います。
組織が大きくなると、最後の計画だけが示され、実践している会社もあるかと思います。
どちらが良い悪いでなく、会社経営的には色々なやり方があってよいと思いますが
我々のような小さな会社だと、「概要の検討」は、とても重要になってきます。
事業の対象が、
今がどうで、
これからに向け、どうすれば良くなるのか?
そのままにしておくと、どうなってしまうのか?
良くなる為に、その人たちが気づいてなくて、我々ができることは何か?
これを職員同士が日常的な会話の中で共有し、内部、外部情報を参照し、内部会議で検討する。
小さな規模だからこそできる組織対応力はあります。
主観ではありますが、私の知る中小の会社の多くは、
一人一人が「考える力」のある社員が集まっているように感じています。
日々の会議が単なる概要報告になっていないか?
社会の変容や進化をみんなと一緒に見れる(体験できる)ことを楽しみにできるか?
日々、精進していきたいと思います。