令和5年の熱中症関連事業事務局における所感

すっかり秋めいて、早いところでは雪の情報もちらほら出てきました。

今春からお手伝いさせていただいおります、ある地域での熱中症支援事業も折り返しに入り、自治体や地域の各職種の皆様、専門家の方々と共に取り纏めと、そのご報告への準備が始まりました。

今年は例年に無い「暑い日」が多く、熱中症搬送者数も昨年より増している地域も多かったかと思います。我々も今まで気づかなかったのですが、今年のように暑い日が続くと、熱中症警戒アラートが発令される前の「あるアラート指数」の時に、搬送者数が増えている傾向があり、それは7月、8月だけでは無いことがわかりました。また、高齢者の方々の見守り環境のヒアリングでは、高齢者の状況により、いくつかの予防策のヒントも発見できました。

各自治体さんでも熱中症対策に向け、様々な取り組みをされている、されようとしているかと思います。また、地域の皆さんもテレビ等の報道で危険を予感し、個々に対策を行っているのかと思いますが、地域には公助や自助だけでは対応しきれない人達も多くいます。熱中症対策だけではありませんが、今後の様々な気候変動に対し、安心な地域にしていく為には、それぞれが自主的に助け合う「互助」の関係が求められると感じています。

※イメージ写真

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