ネイチャーポジティブとOECMの違いって??

すっかり秋めいてきて、野山の生き物たちも、自然の幸を頂く我々も、それらを活かしたり、頂いたりする機会が増えてきましたね。最近、「ネイチャーポジティブとOECMって、どう違うの?」と聞かれることが多くなりました。環境省ホームページにもそれぞれ記載がありますが、サクッと言うと下記のようなこととお伝えしています・

ネイチャーポジティブ→企業が自然環境に対し、プラスの影響を与えることを目指す考え方。

OECM→生物多様性の保全に寄与する地域。

となり、どちらも2030年までに生物多様性を向上させることを目標としていますが、もう少し補足すると、

OECMは国立公園以外に自然保護区や先住民族の保護地域、民間の所有地等へ、国立公園的なエリアを拡大していくのに対し、ネイチャーポジティブは生物多様性を回復軌道に乗せることを目指としつつ、企業価値向上や地域活性化につなげることを意識しています。

どちらの取り組みも、資源が多いとは言えないわが国では大切な取り組みだと感じます。

私たちは日々、「生き物を食べて、生きているんだ」ということを忘れてはいけませんね。

写真:兵庫県丹波篠山市内のとある畑。ここでは山の水と良質の肥料により、豊かな作物が実っています。

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