令和4年から1年間、ある方からの相談で、水資源から見た北海道内の自然資本(約100か所※)について取材した経緯がありますが、その中で大きく「4つの気になること」がありました。
①自然資本をうまく地域資源化ができていない
②その自然資本(地域資源)を地域がウオッチする機能が脆弱(又は俗人的)
③外資や再生エネルギーへの地域対応
④自然災害(治水)への自治体や地域の意識の弱さ
どれも地域の資源化には重要なことばかりですが、ESG投資の行われている地域や④以外は、「どうした良いかわからない」、「それが重要だ、着眼点だとわからない、気づかない」ということが多く感じられました。
このようなケースの時、地域住民や自治体の皆さんは「どのように考えれば建設的に進められるのか?」、「地域の総意で検討するような進め方ができるのか?」、「住民や企業と地方自治体や国との連携はどうすればよいのか?」等、地域の皆さんだけでは解決できないこともたくさん出てきます。
弊社では、国土交通省「ウォーターステーション琵琶」や環境省「きんき環境館」の中間支援機能運営で培った様々なコミュニケーションノウハウで、これらの問題解決を促していきます。特に地方自治体の皆様へのご支援では、地域の多様な主体連携による地域づくり(地域ネットワーク機能の創出とアクションプランやアクションプログラム、事業型環境NPO支援等)の推進を得意とします。
日に日に深刻化する気候変動により、地域資源の変容も著しくなってきています。地域内のつながり(コミュニケーション)だけで悩むのでなく、客観的な視点による「つながりのリデザイン(コミュニケーションデザイン)」は諸所、諸々の問題解決を促すきっかけにもなります。
我々の強みは、「多様な経験から知り得た一次情報を活用し、地域特性や事情に応じたコンサルティング」です。 お問い合わせは弊社まで、お気軽にお問い合わせください。
担当:上野 ueno@cdioffice
※写真は取材の一部ですが、取材は現地ガイドまたは土地管理者、公園指定管理者の同行により実施しています。