10年前ほどになりますが、
独立行政法人国立青少年教育振興機構 青少年教育情報センター(2016年)さんの調査結果です。
環境省の「環境白書」や「環境教育推進会議」などで頻繁に引用され
メディアでも「自然体験が年収や学歴、リーダーシップ(人間関係能力)に相関する」として取り上げられたのを記憶しています。
調査結果内容(一部抜粋)
・子供の頃に「自然体験」や「生活体験」を多く行った人は、大人になってからの「最終学歴」「年収」が高い傾向にあること。
・「協働力・リーダーシップ・批判的思考力など」も高い、等。
(詳細は独立行政法人国立青少年教育振興機構 青少年教育情報センター(リンク先)をご覧ください。)
令和になってからの傾向としては、「大人になってからの成功」よりも
「現在の子供たちの自己肯定感ややり抜く力への影響」や、「家庭の経済格差による体験格差」に焦点が当てられているようです。
国立青少年教育振興機構の調査(令和4年度調査/2024年公表 一部抜粋)
・コロナ禍を経て子供の自然体験が減少していることを指摘。
・「自然体験が多い子供ほど、自己肯定感やへこたれない力が高い」という相関関係がある(リーダーシップ基盤能力)。
(現役の子供・若者の意識調査が中心)
また、別のデータでは、現在は「親の年収が低いと、子供の自然体験が圧倒的に少ない(体験の貧困)」という
逆の相関(格差)も浮き彫りになっているようです。
(資料:子供の「体験格差」実態調査 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン)
環境省の「環境白書」や「生物多様性国家戦略」の冒頭でも
しばしば、「日本の自然観(自然との共生)」は、日本の文化や国民性の形成に深く関わっている、と指摘されています。
スタッフには教員免許保有者もいるので、近いうちに時間を取って
子どもたちの自然体験について、改めてみんなで話し合ってみようと思います。
アイキャッチ図:(出展:「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」報告書(国立青少年教育振興機構))