先日、サウジアラビアからひとつの荷物が届きました。
開封してみると、中身は、以前大阪万博のサウジアラビア館で手に入れた、あの貴重なはちみつ。
万博が終わり、「もう一生食べることはないだろうな」と、どこかあきらめのような気持ちで味わっていたものです。
それでも忘れられず、ダメもとでパッケージを手がかりにネット検索すると、
どうやらそのはちみつは日本では代理店販売(輸入)されていないことがわかり、
万博での感謝を添え、思い切ってアラビア語でDMを送ってみました。
おそらく、つたないアラビア語だったと思いますが、先方はとても丁寧に対応していただき
当方の想いが伝わったのか、なんと航空便ではちみつ※を届けてくれたのです。
※海外からの食品輸入は、日本側の規制が厳しく、ちゃんとしたメーカー + 航空便での小口発送+ 個人ギフト扱いでスムーズに税関通過したとおもわれます。
大阪万博では、ふだんなら出会うことのない国の方々と、同じ時間と空間を分かち合うことができました。
その一瞬の出会いが、こうして後から「ご縁」としてつながり、
遠く離れた国同士がお互いを少しずつ知り合い、良い影響を与え合いながら、
ゆるやかに成長していくきっかけになるのかもしれません。
華やかなパビリオンや最新技術だけでなく、万博の真髄は、こうした国と国とのささやかな国際交流にあるのかと
届いたはちみつの瓶を眺めながら、しみじみと実感しました。
万博は終わりましたが、気になる国のことがあれば、
「大阪万博でご縁があって」とひとこと添えて、そっとDMしてみるのも良いかもしれません。
思いがけない「万博レガシー」が、そこからまた生まれてくるかもしれません。