You are currently viewing 令和8年版 環境白書から考える、地域づくりのヒント。

令和8年版 環境白書から考える、地域づくりのヒント。

ざっくり言うと、環境政策が「環境を守る」ことから、「地域の未来を創る」ことへと大きく進化していることです。

  

1.循環経済は「環境施策」から「地域の生存戦略」へ

白書では、循環経済(CE)が資源制約時代における経済安全保障や地域経済を支える基盤として位置づけられました。

地域において重要なのは、循環を「ごみ問題」ではなく「地域の未来への投資」として共有することです。

そのためには、行政、企業、市民、教育機関などが対話し、協働できるプラットフォームの場づくりが欠かせません。

循環経済は、仕組みづくりだけでなく、関係づくりの時代に入ったと言えます。

  

2.CN・CE・NPを統合する共創設計が求められている

白書は、脱炭素(CN)、循環経済(CE)、自然再興(NP)を統合的に進める方針を改めて示しています。

しかし地域では、エネルギー、資源循環、自然保全が別々に進められることも少なくありません。

だからこそ必要なのは、それぞれの取組を一つの地域の未来像として束ねる共創設計です。

異なる分野や立場の人々が出会い、対話し、新たなプロジェクトを生み出していく。

そのプロセスそのものが、地域循環共生圏の実装につながります。

  

3.ウェルビーイングを起点に人を巻き込む

白書は、環境政策の目的を人々の豊かな暮らしとウェルビーイングの実現であると明確に示しています。

環境課題は正しさだけでは人を動かせません。楽しさ、誇り、地域への愛着など、

一人ひとりの「自分ごと」と結び付いた時にはじめて行動が生まれます。

そのためには情報発信だけでなく、人と人が出会い、学び、挑戦できるプラットフォームを育み、

多様な参加を促すコミュニケーションが重要になります。

  

環境白書が示しているのは、「環境を守る時代」から「環境を活かして地域の未来を創る時代」への転換です。

私たちが考えるコミュニケーションデザインでは、多様な主体をつなぐプラットフォームを生み、育み、

その中から新たな挑戦やプロジェクトを生み出す共創を促すことです。

当機構はこれからも、環境・経済・社会の統合的向上に向け

多様な主体の連携と共創を支えるプラットフォームづくりと共創設計に取り組んでまいります。

  

令和8年版 環境・循環型社会・生物多様性白書(PDF版)

(環境省ホームページにリンクしています)

コメントを残す

CAPTCHA